ローンが残ったギターは買取できるのか知りたい方もいるようです。この記事では、ローンの仕組みを紐解きながらローンが残ったギターの買取可否をご紹介します。

ギター購入時のローンの仕組み

ギターを購入するときのローンの仕組みを見てみましょう。金融機関や信販会社がギターを買う人の代わりに代金を支払うので所有者が異なります。

ギターのローンの仕組みを図解で説明します。

  1. 楽器屋さんがお客さんにギターを引き渡し
  2. 金融機関や信販会社から楽器屋さんに代金を支払い
  3. 毎月、ギターを購入したお客さんが金利を上乗せして金融機関や信販会社にローンを支払う

代金をすべて支払い終えるまで、ギターの所有者は金融機関や信販会社です。ローンの返済期間中はあくまでもギターを借りているだけに過ぎません。

ローンが残っているギターを売るのが禁止の理由は?

ローンが残っているギターを売るときは、ローンを組んだ金融機関や信販会社との契約条件が関係します。

ローン契約は所有者と使用者が異なる

ローンはギター本体の所有者とギターを弾く使用者は異なる契約がほとんどです。そのため、ローン期間中は所有者の許可なくギターを楽器屋さんに売ることは禁止されています。

 

特に、ギターを担保に契約している場合は要注意です。価値の高いヴィンテージギターやマーチン・ギブソンなどの高額なギターは、ローンの返済が不履行になったときの担保になりえます。ローンの契約条件を事前に確認しましょう。

クレジットカードの分割払い・リボ払いもローン契約

クレジットカードの分割払いやリボ払いもローン契約の一種です。カード会社は、あなたの代わりにギターの代金の立て替え払いをしています。返済期間中はカード会社が所有者なので許可なくギターを売るのは禁止です。

 

ただし、現実的に信販会社はローンを立て替えた人がどうギターを処分したかわかりません。ローンの残債を毎月分割して支払う限り、ギターを売ったことは信販会社から把握しづらいです。ローン契約中であることを知ってか知らずか、ギター買取を依頼する例は少なくありません。

ローンが残るギターの買取が認められる事例

多くのローンの場合、法律では勝手にギターを売ることが禁止されています。しかし、契約によっては支払いが残っていてもギター買取が可能です。

所有者が自分になる契約条件のローン

すべてのギターのローン契約で所有者が使用者と別になるわけではありません。ギターを購入した楽器屋さんやローンを組んでいる金融機関・信販会社に聞いたり契約書を読んだりして所有者が誰になるのか確認しましょう。

 

所有者が自分にあるならローンの支払いは残っていてもギター買取を依頼するのは本人の自由です。ただし、ローンの返済義務がなくなるわけではない点は理解しておきましょう。

ギターレッスンの契約と一緒に分割払いするローン

楽器屋さんでギターを購入したときにレッスンすると、月々の支払いにギターの代金が含まれていることがあります。特に所有者に関する契約がなかった場合はどうでしょうか。

 

契約上はローンのようですが、上記の場合もギターの所有者は自分です。分割払いの期間中でも所有者が本人ならギターを売るのは何ら問題がありません。

ギター購入時にお金を借りたキャッシング

金融機関からの貸付やクレジットカードのキャッシング枠を利用し、お金を借りて現金でギターを購入する人もいます。お金の借り入れはローン契約に該当しません。

 

毎月借りたお金の返済は発生しますが、ギターの購入はローン契約ではないのでギターの所有者は自分です。自分の所有物になるので楽器屋さんに買取を依頼しても問題ありません。もし残債の返済が厳しい場合は生活費を見直したりギター買取を視野に入れたりと、返済できるように対策しましょう。

ローンが残ったギターを売るとどうなる?

毎月の支払いが大変だったり新しいギターを購入したかったりと、さまざまな理由でローンが残ったギターを売る人は多く、あまり問題ないと考えられているのが実態です。なぜローンが残ったギターを売る人がいるのでしょうか。

ローンが残ったギターを売ったことがバレたら一括返済

ギターは不動産や自動車と違い、楽器屋さんがギターを買取しても持ち主が変わったと届出を出す必要はありません。所有者が変わったタイミングがわからないのでローンが残っていても売りやすいのが実態です。

 

ローンの残ったギターを勝手に売ると横領罪にあたり、所有者側から一括返済を要求されますつまり、刑事事件として立件される可能性もあるのです。

 

ただし、ローンで購入したギターを頻繁に買取に出すような悪質なケースでない限り、現実的に警察沙汰に発展することはめったにありません。ローン契約中のギターを売ることが契約・法律違反と知らずに楽器屋さんへ売ってしまった場合、信販会社が立件する可能性は低いです。

高額なヴィンテージギターやクラシックギターの買取は控えよう

販売価格が100万円を超えるようなヴィンテージギターやクラシックギターはとりわけ資産価値が高いです。

 

たとえば、フェンダーやギブソンの1950~60年代のテレキャスターやレスポール、ヤマハ・グレコ・トーカイの1980年代のエレキギター、パウリーノ・ベルナベのハカランダ材のギターなどが高価買取されやすいです。希少価値が高かったり使っているパーツや木材が高級品だったり、優れたルシアーがギターを製作していたりと、さまざまな理由で高価になっているのです。ヴィンテージギターの買取価格クラシックギターの買取価格は相場全体が高騰しやすく、楽器屋さん側もギターを買取するため査定時に慎重になります。

 

ギターの傷や汚れ、配線やピックアップの不具合などの状態だけでなく、ローンの残債もヴィンテージギターでは厳しく査定します。もしローンが残っているならヴィンテージギターは買取不可になる可能性も高いため売るのは諦めましょう。

高額な改造時や修理時も注意

ピックアップ・配線・ペグ・ブリッジなどの大規模な改造をしたり、ネックが折れたギターを修理したりする人もいます。改造費用や修理費用が高額なときにローンを組んだ場合も要注意です。

 

ギター本体の所有者が自分でも一部のパーツの持ち主がローンの貸主なら、ギターは自分だけのものではありません。改造費用や修理費用のローン支払いが終わるまで買取に出すのはやめましょう。

 

たとえば、ギターの買取価格をアップさせるために壊れたギターを修理を希望する人もいるかもしれません。でも、壊れたギターの買取ができる楽器屋さんもあります。詳しくは別のページでご紹介しますので壊れたギターをお持ちの方はご覧ください。

ギターを売ったあとのローン支払いはむなしい

ローンが残ったギターを売るときは生活苦が原因によることも少なくありません。ギターを売る理由にローンが苦しいからだと答える人もいました。でも、冷静に考えると楽器がないのにローンだけを払い続けるのはむなしいものです。

 

もしローンが残ったギターを売るなら生活自体を見直しましょう。ギターを売って一時的にお金が入っても翌月の支払いができない可能性は高いです。翌月のローン支払いが滞ってしまうとギターを売ったことが問題になります。

ローンが残るギターをどうしても売るなら出張買取

ローンが残っているギターをどうしても売るなら専門性の高い楽器買取店での出張買取をおすすめします。出張買取をおすすめする理由は、リサイクルショップに売るより高価買取ができることと、電話した当日に買取が依頼できるからです。

 

まず、高価買取ができることはローンの支払いに悩む人がギターを売るときの最低条件だと言えます。できるだけ多くのお金を支払いに充てたいと考えるのが自然だからです。高価買取してもらえる可能性が高い買取専門店に出張買取をしてもらうとよいでしょう。

 

また、お金がないときはとにかくスピードが大切です。急ぎで買取を依頼したいときは電話した当日に出張買取に来てくれる業者が安心です。早くお金にしたいからと店頭持ち込みしようと考える人もいますが、ぐっとこらえて出張買取業者に電話してみてください。

 

【出張買取】電話で楽器をすぐ査定!手数料無料で大量ギターを買取』のページでは、出張買取のメリットや業者選びのポイントをまとめました。もし出張買取を依頼したいと考えている人はご検討ください。