導入説明
ロックの歴史にファズエフェクターありと言われるほど、ロックミュージックに欠かせないエフェクターがファズです。一口にファズエフェクターといっても各社様々なラインナップがあり、なかなかどれが良いか悩むことも多いのではないでしょうか。本記事では「知名度の高さ」「入手のしやすさ」「予算10,000円前後まで」「エフェクター初心者でも扱いやすい」という4つのポイントでファズエフェクターをランキング形式でご紹介していきます。
1位:Baltic Blue Fuzz
メタリックブルーのボディがクールでカッコいいOne Controlの「Baltic Blue Fuzz」。コンパクトながら、ヴィンテージサウンドを思わせるような歪みを作ることに成功しています。9V電池でもACアダプターでも使用することができるので、家でもライブでも使用可能な点もおすすめできる点です。3つのツマミで音色を作ることができるので、エフェクター初心者の方でも安心して使えるエフェクター になっております。ストラトキャスターのギターと接続して音を奏でると、レコードのような厚みのある音を出すことができるのも特徴です。
音もかなりヘビーに歪ませることができます。音色のイメージとしては、Arctic Monkeysの「Brianstorm」に近い音が出せますよ。激しいロックにはぴったりの音色なので、ハードロックを極めていきたい初心者ギタリストにおすすめのエフェクターです。
- メタリックブルーのカッコいいボディ
- 3つのツマミで音色を作ることができる手軽さ
- ストラトキャスターのギターとの相性抜群でギター初心者でも厚みのある音が出せるようになる点
2位:Satisfaction Fuzz
ELECTRO-HARMONIX社が送るファズエフェクターの名器「Satisfaction Fuzz」。ローリング・ストーンズの名曲から拝した名前の通り、ファズの真髄を込めた「Satisfaction Fuzz」は1960年代のファズサウンドを再現することに成功しております。正統派ファズエフェクターなので、ファズ初心者の方がファズの音を知るためにも最適な品です。鋭さと激しさの合わさった破壊的な音やバリバリ噛み砕いたような適度に歪んだクランチサウンドまで作ることができます。
やはりエフェクターの名前に冠しているローリング・ストーンズの「(I Can’t Get No)Satisfaction」のギターリフの音をイメージしてもらえると良いでしょう。誰もが一度は弾いてみたくなるこのリフをコピーするときに私は本機を使っていました。
- 1960年代のファズサウンドを再現している点
- 2つのツマミだけで音を作ることができる手軽さ
- 激しい音も歪みを抑えた音も作れる表現豊かな音色づくりができる点
3位:FZ-5
エフェクターといえばBOSSという方も多いはず。知名度も実績も抜群なBOSSが作る「FZ-5」は3段階のツマミで音色を変えることができます。FモードとMモード、Oモードの各それぞれのスイッチで作れる音も変わるので、1台でファズの音を堪能することも「FZ-5」の魅力です。Fモードでは、低音弦の音の豊かさに加えマイルドさも音に付け加えることができます。Mモードではファズ黎明期の深みのある音を表現することに成功。Oモードではオクターブ上の音を付け加えたような奥行きをエフェクター初心者でも再現することができます。
音色がイメージできる曲としてはPOLYSICSの「Twist and Turn!」の音でしょう。POLYSICSメンバーのハヤシさんもこの「FZ-5」を使用して楽曲作成をしているとのことで、有名バンドでの使用実績もあるエフェクターです。
- 実績も知名度も抜群なため、新品だけでなく中古でお安く買うこともできる点
- 3つのツマミを切り替えることで様々なファズサウンドを作れる点
- 1万円前後のファズエフェクターの中でもコスパ発群である点
4位:Fuzz Mini 850 FUZZ
有名ギターメーカーかつエフェクターメーカでもあるIBANEZのラインナップ「Fuzz Mini 850 FUZZ」をおすすめいたします。暖かみのある音色とサウンドの本質を壊さないような歪ませ方ができるという「Fuzz Mini 850 FUZZ」は様々な音楽との親和性が高いエフェクターです。9V乾電池での使用はできませんが、別売りのACアダプターでの使用になるため、一定した音質を維持することができるというメリットもあります。斜めになったボディはライブ時の操作性を優先した結果のフォルムです。音質が一定で安心できるファズ音色でライブ演奏したい初心者ギターリストに強くおすすめしたいエフェクターになっております。
「Fuzz Mini 850 FUZZ」の音のイメージはYellowcardの「Ocean Avenue」の冒頭のインパクトあるバッキングに近いです。存在感ある歪みのバッキングを作ることができるので、バッキング練習が多くなる初心者ギタリストもこの歪みの音を作りながらバッキング練習すると気分良く練習がすすみますよ。
- 高さ約5.5cm、横約5.1cm、奥行き約9.3cmというコンパクトさ
- サウンドの本質を壊さない暖かみのあるファズ音色
- ライブ使用を強く意識したデザイン
5位:Rusty Fuzz
TC ELECTRONICの「Rusty Fuzz」では、伸びやかで豊かなサステイン溢れるファズ音から激しいファズ音まで幅広く音色を表現できます。ヴィンテージ感あるファズ音の再現が「Rusty Fuzz」のコンセプトとしてあるため、ヴィンテージ音を再現したい初心者ギタリストにおすすめしたいエフェクターです。価格も5,000円台とお手頃で、しかもツマミも3つだけで扱いやすく、ファズエフェクターの最初の1台として大変良い選択になるでしょう。
B’zのLOVE PHANTOMのギター音のような歪みを簡単に得ることができる「Rusty Fuzz」でB’zの難しいギターソロに挑戦するのもこのエフェクターの楽しみでした。歪ませる力がかなり強いエフェクターですので、ハードロックにぴったりの音が作れます。
- 伸びやかで豊かなサステイン音色だけでなく激しいファズ音色も作れる点
- 5,000円台のファズエフェクターの中でも最高クラスのコスパ
- ボディカラーもブラウンで落ち着いたセンスある大人なデザイン
6位:Octave Fuzz
奇抜なデザイン筐体で目を引くELECTRO-HARMONIX社の「Octave Fuzz」。ファズサウンドにオクターブ上の音を組み合わせることで、より現代的なサウンドを目指すというコンセプトで作られたエフェクターです。3つのツマミはそれぞれ、Volumeツマミ、Boostツマミ、Octaveツマミと役割がはっきりしており、作りたい音をエフェクター初心者でも直感的に作れるように設計されています。さらに回路全体にかかる電圧も9Vから24Vに変えることもでき、よりサウンドのバリエーションが増えていくのも「Octave Fuzz」をお勧めできる点です。
ジミ・ヘンドリクスの「Purple Haze」の曲中で流れる音の中でも、12フレット以降を鳴らしたときのオクターブアップする音の再現を目標としたエフェクターです。ジミへ・ヘンドリクスの「Purple Haze」をカバーする際に使うとより近い音で演奏することができます。
- 奇抜なデザインがカッコいい点
- VolumeツマミやBoostツマミ、Octaveツマミと各ツマミの役割がはっきりしておりエフェクター初心者でも使いやすい点
- 電圧を9Vか24Vかに切り替えることでさらに音色が変化するバリエーションの豊富さ
7位:Rover Fuzz
クマのイラストが可愛いAnimals Pedalから「Rover Fuzz」というファズエフェクターが発売されております。「Rover Fuzz」の特徴は甘く伸びやかなトーンの音を出せるだけでなく、コード弾きでも埋もれることのない尖った歪みを作ることができる点です。バンドの中で埋れない音を作ることができるのは重要で初心者ギタリストがライブで使用する際にもおすすめできるエフェクターになっております。価格も1万円前後とお求めやすいですよ。
音のイメージとしては、King Gnuの「飛行艇」のギター音が近いです。歪ませながらも埋もれることのない尖った音を出せる点はバンドの中でも際立った存在感を作れますよ。
- コード弾きでも埋れない尖った歪みを作り出せる点
- バンド内でも埋れない音を作り出せる点
- 1万円前後で入門編ファズエフェクターとしておすすめできる点
8位:SF300 Super Fuzz
格安エフェクターで有名なBEHRINGER社ももちろんファズエフェクターをラインナップしております。「SF300 Super Fuzz」は60年代から70年代のファズサウンドの再現を目指したエフェクターで、4つのツマミと3つの切り替えスイッチで音色を作ることができます。これだけ機能を揃えていてなんと価格は4,000円以下。学生ギタリストやファズの音を知りたいギター初心者には大変おすすめできるエフェクターです。ヴィンテージ感のあるファズサウンドを作ることもできますよ。
反町隆史の「POISON」の最初のギターソロのような非常に激しい歪んだ音を出すことができるため、ギラギラに歪ませたいという初心者ギタリストの願望を叶えられる1台になっています。
- お値段4,000円以下という破格のコスパ
- 4つのツマミと3つのスイッチを切り替えることによって豊富な音色を作り出せる点
- オレンジ色のボディがオシャレで可愛い点
9位:Honey Pot Fuzz
エフェクターの定番TC ELECTRONIC社から「Honey Pot Fuzz」というファズエフェクターが発売されております。「Honey Pot Fuzz」はファズとディストーションの中間のような音を作り出すことができ、ジャンルレスなプレーをしたいギタリストから支持されているエフェクターです。古き良きファズサウンドだけでなく、90年代のオルタナティブ・ロックの曲にも適した音を作ることができるのもおすすめできる点になっております。価格も5,000円台前半とお求めやすく、ファズエフェクター初心者でもお求めやすい価格になっているのも良い点です。
Deep Purpleの「Burn」の最初のギターソロをコピーする際に「Honey Pot Fuzz」を使うとかなり近い音が出せました。ジャンルレスなファズエフェクターですので、セッティング次第で様々な曲のギター音を作り出せますよ。音研究のしがいがあるエフェクターです。
- ファズとディストーションの中間のような音を作ることができ、ジャンルレスな音を作ることができる点
- 時代を超えたサウンド作りに適しているエフェクターである点
- 価格も5,000円台前半とお求めやすい点
10位:FAB FUZZ D-7
独特の形状のボディと紫色のカラーリングが個性的なDANELECTRO社の「FAB FUZZ D-7」。スイッチングの際にツマミに触れて音色がかわってしまったというライブあるあるを防ぐべく、ツマミは筐体上部の側面に設置することで解消することができ、よりライブ向けのエフェクターです。将来的にライブ出演を考えている初心者ギタリストにとって、最初のエフェクターとしての選択肢だけでなく、長い間様々なシチュエーションで使えることもおすすめポイント。価格も3,000円台と破格でコスパ最高の1台となっております。
ACIDMANの「造花が笑う」の冒頭の激しいギターバッキング音のコピーに使用していました。かなり激しい歪みを得られるエフェクターなので、曲の掴みにもってこいの音を作ることができます。インパクト大なので、引きつけられること間違いなしです。
- ライブでの音色変化事故防止を目的とした筐体デザイン
- 3つのツマミで音色を作れるため初心者に優しい設計のエフェクター
- 価格は3,000円台と破格でファズエフェクターのお試しの1台にも最適である点
まとめ
「知名度の高さ」「入手のしやすさ」「予算10,000円前後まで」「エフェクター初心者でも扱いやすい」という4つのポイントを中心にファズエフェクターをランキング形式でご紹介していきました。ファズエフェクターを使えるようになりますと表現できる音楽の幅が非常に広くなりますので、よりギターライフを充実していくことができますよ。実際のエフェクターの音を聴いたり、実機に触れてみたりして、さらに自分好みのファズエフェクターを見つけていくのもありなのではないでしょうか。
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